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健全な歯根膜

歯は直接あごの骨に付着しているわけではなく、歯根膜と呼ばれる靭帯のような繊維組織であごの骨とつながっているのです。健全な歯根膜は、いわゆるバネのような働きをしており、クッションとなって骨へのショックを吸収する働きをしているのです。歯の生理的動揺歯の自然な動きの代表的なものは、噛むとわずかに上下に動くということなのです。


その他にも、全身のさまざまな動作や呼吸主に深呼吸などでも3次元的に歯は沈んだり傾いたりしているのです。固定式ブリッジを装着しても、歯の生理的動揺はなくならずに徐々に接着層の界面破壊や歯槽骨歯を支えているの吸収溶ける事を起こす場合があるようです。浮いた感じというのは、このどちらかの現象が起こっている可能性があるといわれているようです。生理的な動きをしているのは歯ばかりではないのです。歯の生えているあごの骨はもちろん、生体の全部の骨は水分を含み、血が通っているのです。


我々が研究などで観察する骨は水分が抜け、カチカチに硬くなった状態なのです。骨というと、どうしてもカチカチに硬いものを想像してしまいますが、生きている骨は、わずかに弾力性があり、自然なたわみもあるのです。上あごの骨は、左右1対で上あごを形成しており、上あごの真ん中に縫合という骨のつなぎ目があるのです。その縫合は、呼吸とともにほんのわずかに開いたり閉じたりという動きをしているのです。これは上あごだけの話ではなく、頭部全体全身の骨格についてもいえることだと思います。


歯自体の生理的動揺、骨の自然なたわみ、縫合の動きなどを考慮すると、固定式ブリッジは、あまり良い治療法とはいえないのです。しかし、現代の歯科医学は、残念ながらこのようなことまで考慮されていないのです。なので、固定式ブリッジも、歯科医学的には正しい美容歯科の治療法であるとされているようです。

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